難治性下痢症診断の手引き
-小児難治性下痢症診断アルゴリズムとその解説-

お問い合わせ
※医療従事者のみ

疾患各論1

難治性下痢症診断アルゴリズムの解説:
アルゴリズムに含まれる疾患の解説

短腸症候群

 大量の小腸切除に伴う消化管の吸収障害と定義され,症状として下痢や体重減少,脱水症,栄養障害などがみられる.乳幼児の短腸症候群の原因疾患として壊死性腸炎,中腸軸捻転,多発性の先天性小腸閉鎖症,Hirschsprung病などがある.