理事長挨拶

ご挨拶

一般社団法人日本小児栄養消化器肝臓学会 理事長 清水俊明

一般社団法人日本小児栄養消化器肝臓学会(Japanese Society for Pediatric Gastroenterology, Hepatology and Nutrition: JSPGHAN)は、小児の栄養問題や消化器・肝臓病を扱うのみではなく、子どもたちの健やかな成長と発達をサポートする日本小児科学会の分科会です。小児科医、小児外科医、病理医、放射線科医をはじめ、栄養士や看護師、企業研究者などから構成され、現在多くの若手医師に門戸を広げるため、様々な活動を行っています。

教育委員会では、年に2回卒後教育セミナーを開催するとともに消化器内視鏡や腹部超音波検査のハンズオンセミナーを行っています。渉外委員会では積極的に海外での学会参加を支援し、韓国や台湾の若手医師との交流を図っています。さらに学術委員会では、毎年若手優秀演題賞の表彰を行い、将来計画委員会では、今後Webによる若手医師への臨床教育やリサーチマインド向上のためのプログラムを企画しています。また、2014年に発足した認定医制度では、現在130名以上の認定が行われており、今後若手医師にとって大きなインセンティブになるものと考えています。

上記のような体制のなかで育成された若手医師も参加して、小児潰瘍性大腸炎、小児クローン病、小児期ヘリコバクター・ピロリ感染症、Hirschsprung病類縁疾患、新生児・乳児食物蛋白誘発胃腸症、小児消化器内視鏡、Wilson病、小児慢性機能性便秘症および特殊ミルクなどのガイドラインや指針が作成され臨床に貢献しています。また研究活動の支援により多くの学会員によってレベルの高い研究業績が生み出されています。

一見専門性に乏しいと思われる栄養・消化器・肝臓領域ですが、その専門性のマスターが実は一般診療においても大変役立ち、さらには病院診療においては必須であるにもかかわらず専門家の少ない大変重要な領域であり、内視鏡検査や超音波検査ができる小児科医として大いに活躍できることを、本学会員となって是非実感していただきたいと思っています。

令和2年9月

一般社団法人日本小児栄養消化器肝臓学会
理事長 清水俊明

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